濃ゆ~い息抜き:飛勢会チャリティ撮影会に出没の巻
- 遠林健一郎
- 2017年7月31日
- 読了時間: 5分
青葉まつり、千葉・東京遠征、塩釜みなとまつり・・・と記事のUPを絶賛怠慢中(苦笑)
そもそもがタイムリーに更新してないけど、5月の江刺甚句で止まってるw
その前に息抜き的にアートトラック(デコトラ)・イベントの模様に逃げてみよう。
機会があれば「1度是非覗いてみたい」と思っていたデコトラ撮影会。
いつもようつべで見るだけだったので。
ある日、職場から何の気なしにいつも通りの帰路についていると、旧国道でデコトラ2台と出会った。
新バイパスから曲がってきたと見えるそのデコトラたちは、私の後ろを走っているはずだった。
少し気になった私は、途中でコンビニ駐車場へ左折進入し、通り過ぎるのを待ち伏せしてみることにした。
・・・。
・・・来ない。
「何だったんだろう?ここまでで曲がるような交差点なんて、1箇所しかないのにな。しかも、その先の鉄橋は大型車通れないはずだし・・・」
そんなことを考えながら道路にまた戻っていくと、次の交差点でもまた新手が。
「何だ、今日のこの出会い率は(笑)」
家に着くと、急いでネット検索。
「〇〇市 デコトラ イベント」とキーワードを入れ、Enterキーをクリック。
「おお!!」
地元の河川敷でチャリティ撮影会があることが判明した。
さらに、デコトラの総本山「全国哥麿会」のサイトでも、飛勢会という団体のチャリティ撮影会があることが分かった。
興奮した私は、飯をかっ込むとすぐさまカメラを持って河川敷へ出かけた。
普段はだだっ広いだけの北上川河川敷。
それはそれは濃ゆ~い画が広がっていた。

こ、これはスゴい・・・。
入り口まで到着すると、係りの人が「〇〇円お願いします 」と、我が車までやってきた。
なるほど、これが「入場料」ってところか。
デコトラ・イベントは交通遺児などの支援を兼ねている場合も多く、だからチャリティなのだ。
入場料代わりの義援金。
会の名誉のために、額までは公表しない。
高いか安いかは、ご自身で体験しご自身で判断してほしい。
それでは車もとめてきたことだし、じっくりとデコトラたちを見て歩こう。
(全車両の紹介ではない)

最初に気になったのはこの平成丸。
頭に輝く、全国哥麿会のアンドンが眩し過ぎる(笑)
その他フロントバンパーにもところ狭しと、文句が書かれているけど、地の色で見えづらいかも・・・。

お次は虎次郎さん。
こちらも 哥麿会所属車両。
三角頭のシートキャリアが印象的。
ちなみにシートキャリアっていうのは、ヘッド(運転席)上部に鎮座させるもので、電飾の着いた派手な王冠と思えばいいかな。

お次は2台。
美星丸さん(左)ともう1台(ニック忘れ)。
黒くそびえるプロテクターと、ヘッドの赤色灯がいい威圧感を出してる。
フロントアンドンの「特攻一番」。
確かに全体的にヤンキー臭い。
ヤンキー・ステーション!!
それはグレート・カブキだろw
(一人芝居に熱が入るほど興奮しております。どうか生暖かい目で)
美星丸さんも小振りながら、派手過ぎずいい塩梅のお仕事。

宮崎靖男さん・・・?。
何か聞いたことある名前だな、と思ってたら、哥麿会初代会長さんの車両でした。
「不言実行」のアンドン。
ようつべでTV出演時の様子見たことありますが、確かにあんまり多弁な方には見えなかったな。
健さん(高倉健)の姿が、妙に重なる言葉。

愛輝会さんの車両。
ニック不明。
ピンボケ気味でごめんなさい。
星型の細かいパーツや電飾がこれでもかと散りばめられている。
芸が細かい。

そして、私が一番ツボッたのがこちら。
「ミスターX 」というニックらしい。
見てほしい、この満艦飾のフェイス!!
最初はニックを知らないで見てたので、「ところで君は誰かね?」の疑問系アンドンが妙にひっかかって気になっていた。
何か正統派というか、王道というか、一番星号に似た雰囲気を持っていて、私好み。
電飾とアンドンが中心の、レトロスタイルだからかな。

箱画とかも徹底して花札にネタ求めてるから、なお嬉しい。
やっぱデコトラには、日本的な画(風神・雷神とか、竜虎とか) だったり演歌が似合う気がする。
アーティストが描かれてたり、ファンタジー系の箱画ってやっぱ私の好みではないんだよね()。

デコトラ書体って結構読みづらかったりするんだけど、「み」の文字が判別できたので、こちらは「関東み組 」さんの車両かな。
ピンクのド派手なアンドン以外は、比較的落着いた面構えなのが面白い。

お次は、前出しバンパーが強烈なこちらさん。
黒潮急送の飛鳥丸。
黒潮船団の宮内兄弟さんといえば、デコトラ会では超有名で、TV番組の撮影協力なんかでもよく登場している。
しかし、バンパーの前出しし過ぎじゃないか(笑)
これだけの重いパーツを装備した車両ともなれば、トラックの本来用途である「荷物を運ぶ」という役割は消滅せざるを得なくなり、展示専用車両と化しているはず。
全体的に、大きなパーツをドーンと飾っている印象。
パーツがゴチャゴチャしてないのもいいね。

こちらさんはどうやら、右翼チックな文句で固めた車両さん。
雑誌とかでもたまに見かけるけど、こういう車両乗る方って、ガチ右翼なんだろうか?
それとも、ある種のジョークでやってるのかな?
箱も強烈そうだから、きれいに撮りたかったけど、この密集じゃあねぇ・・・。

泰樹丸さんと武蔵丸さん。
「口は弁護士心は詐欺師」
「涙は女の化粧」
・・・全国の女性の皆さん、武蔵丸さんには気をつけて(笑)

翔狂丸さんは全体的にスマートな印象。
「望郷じょんから」とか合いそうで。
その他、仕事車としてよく見かける黒ダンプ「日高丸」さんとかも来ていて。
最後はもちろん、こちらさんに登場してもらいましょう。

箱画の劣化は隠せないけど、やっぱデコトラ界の永遠のファーストスターで!!
完
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