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春の栃木県遠征 その四

  • 遠林健一郎
  • 2017年5月28日
  • 読了時間: 5分

栃木県遠征もいよいよ最終日。

主目的の2つの祭見物も済み、他市町村に出かける予定はなくなっていたので、夕方の新幹線までの時間は宇都宮市を探訪することにした。

宿であった、東口方面のネカフェ(初日とは違う)を出る。

ナイトパックがきれる頃にはうるさかった雨も上がり、駅までの道のりを歩いて行くことができた。

道中、繁華街近くにこんな場所を発見。

「東口屋台村」とか言うらしい。

なるほど、JR駅周辺と東武駅周辺それぞれに繁華街があるのか。

もっと言えば、県庁付近にも飲み屋街があったので、宇都宮は飲み歩くには困らない町と言えそうな気がする。

駅ロッカーに荷物を預け、西口へ。

飛び立つ ハトたちが出迎えてくれた。

第1の目地は栃木県庁。

展望室から宇都宮の街並みを展望するためで、宇都宮タワーなどの位置も把握しておきたかった。

さすがに懲りているので、路線バスを使う。

早い早い。

あっと言う間に、県道10号の県庁前バス停に到着してしまった。

交差点で右折し、県道64号をゆけばもう奥に県庁は見える。

とは言え、JR駅からだとバスでないと遠い。

栃木県庁の中庭。

展望室南側からの眺め。

Super Car Meetingのあった二荒山神社のところだけ、オアシスのような状態になっているのが分かる。

道路の突き当りにそびえるのが、宇都宮市役所らしい。

西側の展望は高層ビルもなくなり、住宅地といった趣。

北側の展望。

これが東京タワー・・・ならぬ宇都宮タワー。

北側には幼児の遊び場のようなコーナーがあり、親子連れで賑やかだった。

役所勤務?の昼休憩 にも出くわした。

背中から何とも言えない哀愁が漂う。

さて、展望もしたし、昼飯だ。

何を食うかはもう決まっている。

餃子しかない。

実は餃子を食っては来たとは言え、専門店での食事がまだだったので、地味にリベンジしたいと思っていた。

チェーン店でもいいから。

ということで、オリオン通り~ユニオン通り界隈を目指す。

何となくありそうだったから。

ちなみに、2日目に行列で断念した県庁近くの香蘭さんは、定休日なのか、昼飯時にもかかわらず開いていなかった。

オリオン通りもJR側から終盤に差し掛かると、宇都宮餃子館というチェーン店を発見。

JR駅界隈でもよく見かける店で、「スタミナ健太」とかいう餃子のキャラクターがやたら目につく店だ。

チェーン店らしい気軽に入りやすい空気と、空いているという好条件も重なって、迷わずここに入店した。

看板メニュー、健太餃子とスタミナ健太餃子の2種盛りランチをオーダー。

出てきたのは、それぞれ4個ずつ(だったかな?)の餃子と、ご飯、中華スープ、漬物のセット。

これで500円!!

さすが餃子の町。

宇都宮餃子は1人前6個で1皿200円というのが定番らしいけど、このランチメニューといい、各餃子チェーン店が工場を持ち大量生産してるからこその、コスパなのだと思う。

ともかく食べてみる。

さっぱりした野菜餃子で、どんどん箸が進む。

計8個という餃子も、全く重くなく食べることができた。

ちなみに食ってる終盤、2人連れの宇都宮女子?が来店し注文していたが、様々な餃子を1人当たり2~3皿は頼んでいたように記憶する。

やっぱウツノミヤンは、女子であっても餃子を食う量が半端ないのだろうか?

昼飯に満足した私は、オリオン通りを抜け、付近を歩いてみる。

これまでは注意して歩いていなかったこともあり気付かなかったけど、ここは東武宇都宮駅のすぐ傍だった。

アーケード街「オリオン通り」も、その先の「ユニオン通り」も、JR駅を起点に考えるから遠いと感じるだけで、東武駅を起点にすればすぐ目の前だ。

ここ数日宇都宮市を歩いて、「なぜ関東都市部は鉄道会社毎に駅が分かれているのか」の理由が1つ解けた気がした。

以前遠征した埼玉県でも、川越市など「川越」「本川越」「新川越」と3つ駅があったのだけど、たぶん1駅に集約しちゃうと乗り換えなど便利な反面、そこしか栄えなくなるからなんだろう。

仙台なんかそうだろう。

スマホもいい例じゃないかと思う。

それ1つで地図・ルートは調べられる、時刻表は調べられる、SNSでオンライン・コミュニケーションもできる、コンデジ並み画質のカメラも内蔵している・・・ともなれば、デスクトップ型のPCやデジカメの需要が減るのは当然だ。

「便利」が大好きな現代日本人に、この何でも兼ねる便利機器は願ってもないことなんだろう。

私のようなアマチュア・カメラマンには残念な事態だけど、現にカメラ業界は斜陽産業になりつつある。

そのことを考えると、宇都宮と言う都市は町づくりに成功したとは言えるんじゃないかだろうか。

それぞれの駅毎に付近に繁華街があり、スポットがあり、人が歩いている。

JR駅西口側が少し淋しい気もするけど、東口が大きく栄えているので許容範囲内だろう。

逆にこれが、西口側を栄えさせていたら、JR駅から東側だけ一挙に淋しいエリアになってしまうのは必須。

良く考えられているな、と実感した。

これが東武宇都宮駅。

東武百貨店が併設されている。

さて、オリオン通りは前の記事で写真紹介したけど、ユニオン通りの紹介がまだだった。

東部駅前方面から眺める。

オリオンのアケード街に対して、ユニオン通りは屋根のない商店街。

今度は逆向きで、奥にオリオン通りを望む。

昔ながらのお店が残る中、飲み屋やこじゃれたような喫茶店等が並ぶ。

ここで宇都宮市の町中を地図で再現し、位置関係を再確認してみよう。

かなり大雑把に必要な部分だけしか描いていないけど、そこはご了承して頂ければ。

繁華街、屋台村(横丁)、名物商店街、餃子専門店名店等をPICK UP。

みんみんと正嗣の2強の本店が、同じ通りってのも凄い!!

意識してないわけがない。

そんなこんなで、最後は「都市空間論」的なお話にもなってしまったけれども、夕方はJR駅前で時間を潰し、駅中の成城石井でプチ夕食を購入し、帰りの新幹線車内で食らい、という感じでフルボリュームの日程をこなし、帰途に就いた私であった。

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